
整形外科の外来診療は予約制です。新患担当が月・水・金曜日は2名、火・木は1名となっており、紹介状をお持ちの方(連携室を通じて予約が可能です)を優先に診察しています。整形外科一般の診療を行うとともに、月曜日は関節外科専門医、火・水・金は脊椎外科専門医が新患を担当しています。
整形外科病棟は2A、2B、3Cの3病棟に別れており、医師は2つのグループで担当しています。毎朝のカンファレンス、週1回の手術カンファレンスでは全員で全ての患者の情報を共有し、協力して診療に当たっています。
平成21年度から医師事務作業補助者の登用により整形外科での文書作成が格段に早くなり、サービスの向上につながっています。また平成21年9月からの画像支援システムPACSの導入により画像整理が簡略化され、患者さんに御自分のレントゲンを運んでいただくことがなくなりました。さらに平成22年3月からの電子カルテ導入が行われています。
若い先生方の健闘と手術部の協力により、緊急の骨折手術や、早期手術が可能となってきています。当院は骨折の手術数が多く、若い研修医の先生方には人気があります。外傷手術、脊椎手術、人工関節手術の数は、いずれも近隣の病院の中でも群を抜いています。
毎年定期的に地域の先生方との交流を図るため、整形外科連携の会を開催しています。市原市整形外科医会での症例検討会は毎月開催していますが、これに加えて市原地区・茂原東金地区・千葉市緑区の各先生方との定期的な勉強会を行っております。参加されるのは整形外科の先生のみならず、内科・外科・消化器科・脳神経外科・小児科・婦人科など多岐にわたっており、一般開業医の先生方向けに話題を提供しています。
臨床研究の成果を日本整形外科学会、脊椎脊髄病学会、東日本整形災害外科学会、日本職業災害医学会、日本腰痛学会、JESMISS, JSES,日本人工関節学会、関節リウマチ外科学会などの国内の学会や、ISSLS (国際腰椎学会)、AOS, CSRS、PASMISS(アジア太平洋最少侵襲脊椎外科学会)、APOA、などの国際学会で学会発表を行っています。
当科山縣部長は今年度、再度ベストドクターに選出されこれで2008-2009 と2010-2011 の2回目となります。また3月にはインターネットで“脊椎手術ドットコム、すべり症とその治療について”患者さん向けに最新の腰椎手術について解説して好評を得ています。
今後も病院の臨床研究の成果を内外に発信し、多くの先生方との討論ができる環境を維持したいと考えます。
| 全手術件数:970件 | |
|---|---|
| 人工関節前置換術 | 139件 |
| 股関節 | 59件 |
| 膝関節 | 77件 |
| 肘関節 | 2件 |
| 足関節 | 1件 |
| 脊椎手術 | 398件 |
| 頚椎 | 47件 |
| 胸椎 | 12件 |
| 腰椎 | 334件 |
| 多椎間(脊髄腫瘍、脊椎矯正固定) | 5件 |
| 骨折手術 | 329件 |
| その他手術 | 104件 |
| 新入院患者数 | 1546人 |
| 平均在院日数 | 16.7日 |
| 初診患者数 | 3504人 |
| 紹介患者数 | 1468人 |
| 緊急入院患者数 | 200人 |
| 休日夜間患者数 | 548人 |
| 紹介率 | 56.4% |
| 地域紹介逆紹介率 | 51.7% |